2~3月の新作石けんの詳細[2018年1月20日発刊メルマガより]

*今月の新作石けんは5種類、2月24日㈯からの販売です。

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[今月の新作石けん]

・marmalade 約70g 1,400円:洗顔◎・ボディー△・シャンプー◯

マカダミアナッツオイルベースのはちみつ石けん、鮮やかなオレンジ色はカロチーノプレミアムオイル(レッドパームオイル)のカロチン色素による発色です。レッドパームオイルははちみつととても相性が良く、保湿力の高いきめの細かい泡立ちの石けんになります。はちみつは石けんに最良の配合オプションで、少量で使用感がアップします。ベージュ~赤茶色に発色するため淡い色のデザイン石けんには使えませんが、黄色~オレンジ色の石けんの色持ちを良くしてくれます。(植物由来の色素は紫外線により退色するため、鉱物系の色材を使うことが多くなりますが、カロチン色素ははちみつを加えることでかなり退色しにくくなります。どの石けんにも、○色○号などと表記されるタール色素は一切使用していません)

今回はココナッツオイルをパーム核油に変更し、さらに保湿成分(オレイン酸)の多いオイルレシピになっています。当店のレシピの中でも一番のしっとりタイプになりました。かなり柔らかめの質感ですが、素早くたっぷりの泡が立つので、減りの早さはあまり気にならないようです。マカダミアナッツオイルベースの石けんに特徴的な滑らかな泡質もとても気持ちの良い石けん、シアバターで硬さを出したタイプの石けん(sweetest roseなど)よりもふんわりとした泡タイプになります。シアバターのタイプは肌を油分がうっすらと覆うようなしっとり感がありますが、こちらにはクリアなしっとり感を感じました。ふんわりとした泡立ちなので洗浄力が弱めになるようです。

香りはリツェアクベバやマンダリンオレンジにハーブ系をブレンド、ほんのりと苦味を感じる、爽やかなオレンジの香りです。

 レッドパームオイルは脱色精製を施していない未精製のパームオイルです。ビタミンEやカロチンを含み、肌の修復作用を持つと言われます。石けんは洗い流してしまうので、肌の修復作用についてはさほど期待できないかもしれませんが、不鹸化物を含む未精製のオイルのほうが精製オイルよりもマイルドな使用感の石けんになります。

マカダミアナッツオイルの石けんへの商品レビューはこちら→お客様から寄せられたご感想[6]_マカダミアナッツオイルベースの石けん - pastel-carré’s diary

*カロチーノプレミアムオイルの石けんへのレビューはこちら→soleil・sunrise(>special recipes)他、カロチーノプレミアムオイルの石けんへのご感想 - pastel-carré’s diary

 ・sakura 55g 1,135円:洗顔◎・ボディー△・シャンプー◎

ククイナッツオイル配合の冬季限定レシピの石けん、今季最終販売です。ハワイに自生するククイの木から採取されるこのオイルは、ベビーオイルや敏感肌、乾燥肌のケアなどに最適なさらっとした質感のオイルです。とても高価なオイルで、石けんのベースオイルには不向きなタイプの脂肪組成なので、10~20%くらいでもかなり贅沢だと思います。今回は10%の配合です。また、ココナッツオイルの代わりにパーム核油を使用することで、より低刺激で保湿力の高いレシピにしました。
ククイナッツオイルは酸化しやすいオイルなので、なるべく5月末までにお使いになるようにお願い致します。すぐにご使用にならない場合は、タッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵庫で保管して下さい。(他の石けんは常温保存して下さい。冷蔵庫保存により乾燥が進みすぎることがあります。)
桜の花を思わせる優しいフローラルの香り。フレグランスオイルのソメイヨシノにローズ系の香りの精油ブレンドしています。昨年も桜の香りの石けんを作っていますが、ソメイヨシノが熟成後に全面に出やすく、やや人工的な香りに感じました。全体的には香りの評判は良かったのですが、天然の精油に慣れていると強めの香りに感じるようです。今回はフレグランスオイルの分量を昨年の1/4量に抑え、ローズウッドやゼラニウムなどの精油を多めに配合しました。桜の香りそのものとはいきませんが、「桜の香りだよ」と言われれば「なるほど、桜っぽいな」という感じ。穏やかなフローラルの香りになりました。

ココナッツオイルは石けんに硬さを出し泡立ちを良くするオイルですが、配合量が多い場合には(35%以上)洗浄力が強くなり、肌への刺激を感じることがあります。当店の石けんでは最も配合率の高い石けん(マルセイユ石けん)でも17%にしています。ココナッツオイルに含まれるカプリル酸やカプリン酸は肌刺激になりやすいため、特に低刺激に重点を置いたレシピではパーム核油が使われることが多く、ココナッツオイル同様の泡立ちの良い石けんになります。オレイン酸含有率が高くなるため、少し柔らかめの石けんになります。

 *ククイナッツオイルの石けんへの商品レビューはこちら→ククイナッツオイルの石けんwhite christmas,rose petals(>special recipes)へのご感想 - pastel-carré’s diary

・rich lavender 約70g 1,355円:洗顔◎・ボディー◯・シャンプー◯

それぞれの植物オイルに含まれる不飽和脂肪酸の含有率を計算し、マカダミアナッツオイルとスイートアーモンドオイルをベースオイルに使って、配合の比率が人間の肌と同じになるように調整したオイルレシピの石けんです。▶オレイン酸48%:リノール酸11%:パルミトレイン酸9%
しっとり感とさっぱり感のバランスの良さが実感できる石けんです。密度の濃い滑らかな泡質ながらもとても泡立ちが良く、肌が柔らかく洗い上がります。
余剰オイル(コールドプロセスでは、オイル総量の10%程度を化学反応させずにそのままオイルの状態で石けんに残します)を2%多めに作っています。柔らかめの仕上がりになりますが、より保湿力が高くなります。
ブルガリア産ラベンダー(葉や茎を除き花部分のみから採取したファインタイプ)の豊かな香り。一般的なラベンダー精油は他の精油と合わせたほうが引き立ちますが、こちらはとても香りが良いので今回はブレンドを控えめにしました。ラベンダーの花そのものの、とても良い香りに仕上がっています。
*こちらの石けんは商品ページに使用オイルの全てを記載していません。マカダミアナッツオイルとスイートアーモンドオイルがベースになりますが、他に数種類のオイルを使用しています。かなり面倒な計算だったので、当たりをつけて真似されたくないな~(セコい…)という事情で伏せていますが、今までに使用したことのあるオイルのみの使用です。特に合わないオイルがあるなど、ご心配な場合は場合はお問い合わせ下さい。

・rose au lait 約100g 1,000円:洗顔◎・ボディー◎・シャンプー◎

ホホバオイル配合のマルセイユ石けん、オリーブオイルを72%使用の比較的しっとりタイプの石けんです。ホホバオイルを加えることで、オリーブオイルの少し粘り気のある泡質を抑えています。一般的なマルセイユレシピよりも穏やかな使用感を感じられると思います。人気のローズの香り。
ボディー使用やシャンプー使用にも使い勝手が良いので他の石けんよりも低価格にしておりますが、洗顔用としても人気があります。
*マルセイユ石けんへの商品レビューはこちら→お客様の感想[マルセイユレシピの石けん:rose au lait他] - pastel-carré’s diary

・sweetest rose 約75g 1,500円:洗顔◎・ボディー△・シャンプー△

マカダミアナッツオイル85%使用のレシピ。
マカダミアナッツオイルの石けんはすべるような感触のなめらかな泡立ちが特徴です。摩擦の少ない優しい泡洗顔ができ、使用感が特に気持ちの良い石けんです。こちらはシアバターだけで硬さを出したレシピで、クリーム状のしっかりとした泡立ちになります。ココナッツオイルやパーム核油を配合しない石けんも、泡立てネットを使えば特に泡立ちの悪さは感じないので、スイートアーモンドオイルやヘーゼルナッツオイルでもこのタイプの石けんを作っていますが、マカダミアナッツオイルの石けんは中でも一番人気があります。香りも人気の定番ローズの香りです。
マカダミアナッツオイルの石けんへの商品レビューはこちら→お客様から寄せられたご感想[6]_マカダミアナッツオイルベースの石けん - pastel-carré’s diary

・販売中の石けん
3 years matured soaps(1),hinoki(2),calendula(1),verdure(1) *()内の数字は2月20日現在の在庫数です
詳細は前回のブログ記事をご参考下さい。人気商品は早めに完売になりますが、石けんは出来たてであることに特にメリットはありません。使用可能となる一ヶ月熟成の販売開始より、さらに2~3ヶ月経過したほうが使用感がマイルドになります。使用する精油の種類により、半年以上経過すると香りが淡くなり始めるものがありますので6ヶ月で全て販売終了にしています。石けんの使用期限は販売開始より1年半~2年くらいです。

 販売中の石けんと新作石けんをさっぱり→しっとりの使用感順に並べると以下になります。
calendula>verdure, rose au lait>hinoki>rich lavender>sweetest rose,sakura>3 years matured soaps>marmalade

[泡立ちの質感などの特徴について]
・もっちりとした弾力のある泡立ち
3years M S,rich lavender,rose au lait,verdure,hinoki,marmalade,sakura
・密度の高いクリーム状の泡立ち
3years M S,sweetest rose
・ふんわりとした優しい泡立ち
marmalade,sakura
・比較的硬めで泡立ちが良い
calendula
・シャンプーにもおすすめの石けん
rose au lait,verdure,sakura,rich lavender,marmalade

 ”さっぱりするのにしっとりする”コールドプロセスの石けんは原料オイルそのものの良さが最大限に引き出された美容オイルの塊のような石けんです。基本的には肌質を選びませんので上記は微妙な違いになります。
オイルの性質が肌に浸透しやすい石けんは濃厚な泡立ちで比較的角質除去に向く傾向があり、さらっとした質感のオイルはふんわりとした泡質で優しい使用感になる傾向があります。
同じレシピでも、泡立てネットに含ませる水分の量で微調整ができます。水分を多く含ませるとマイルドになり、水分をしっかりと切るとさっぱりとした使用感になります。

「肌がつっぱらない」「肌色が明るくなる」「化粧水や乳液の使用量が減り、浸透も良い」「ニキビができなくなる」「肌の保湿力が高まる」「毛穴が目立たなくなる」など、基本的な特徴はどのレシピでも変わりません。コールドプロセス製法の石けんをご使用になったことの無い方はこちらの記事のご一読をおすすめします。

 [石けんシャンプーについて]
当店の石けんはどれもシャンプーとして使用できます。抵抗のある方が多いかと思いますが、頭皮の状態を改善することで髪が根本から健康になります。
トリートメントなどのヘアケア用品を使ってダメージを修復し続けることで髪の内部が弱ってしまうことがあります。やさしくかつしっかりと汚れを落とす良質な石けんで洗髪すると、子供の頃の髪質を取り戻すことが可能です。頭皮の皮脂の分泌が健全になると、新しく生えてくる髪はもちろん、髪全体にも艶が出てきます。どんなヘアケア製品よりも、自分の頭皮から分泌される油分が一番です。

石けんシャンプーについてはこちらの記事をご参考下さい。

 手作り石鹸でシャンプーする - pastel-carré’s diary

 *新作石けんの販売予定や概要はメルマガでも通知しています。メールアドレスのみで登録できますのでお気軽にどうぞ。新作販売のお知らせのみ、月一回程度の発刊です。https://secure.shop-pro.jp/?mode=mailmaga&shop_id=PA01070686

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