「いろいろな石けんがあるけれど、どんな違いがあるの?」_それぞれのオイルレシピと特徴について(一部準備中)

使用オイルの配合率などが異なる、様々なレシピの石けんの使用感についてまとめてみました。

パステル・カレの石けんは全てコールドプロセス製法で作成した石けんです。*1
さっぱりするのにしっとりする”コールドプロセスの石けんは原料オイルそのものの良さが最大限に引き出された美容オイルの塊のような石けんです。基本的には肌質を選びませんが、使用感に微妙な違いがあります。

オイルの性質が肌に浸透しやすい石けんは濃厚な泡立ちで比較的角質除去に向く傾向があり、さらっとした質感のオイルはふんわりとした泡質で優しい使用感になる傾向があります。
同じレシピでも、泡立てネットに含ませる水分の量で微調整ができます。水分を多く含ませるとマイルドになり、水分をしっかりと切るとさっぱりとした使用感になります。

*次の順に「しっとりタイプ」~「ややさっぱりタイプ」になります(感じ方には個人差があります)
ククイナッツオイル配合ヘーゼルナッツオイルベースアボカドオイルベースマカダミアナッツオイル85%カロチーノプレミアムオイル配合スイートアーモンドオイル85%ベストバランスソープマカダミアナッツオイル65%マルセイユレシピスタンダードレシピ(酒粕・はちみつ)>スタンダードレシピ(メンソール・クレイ
・全て洗顔用として作成しています。(ボディー用に固めの仕上がりでややさっぱりタイプのレシピ構成にしても原料コストが殆ど変わらないため)

1.さっぱりなのにしっとり[スタンダードレシピ]

洗顔◎・ボディー◎・シャンプー◯ 使用オイル:オリーブオイル・シアバター・グレープシードオイル・パームオイル・ココナッツオイルココアバター(夏季のみ使用)・ラード(一部のレシピに使用)

オリーブオイルベースのスタンダードレシピの石けん。コールドプロセスの石けんとしては比較的硬さがありますが、オレイン酸含有率の高いシアバターを多く配合した保湿力の高いレシピです。(ココナッツオイルやパームオイルだけで硬めの石けんを作ると、比較的さっぱりとした使用感になります)

・クレイ配合
クレイ配合の石けんはとろんとした感触の独特な泡質になります。石けんに配合可能なクレイの量には限界がありますので、特別さっぱりタイプにはなりませんが、モンモリロナイトクレイ配合の石けんは特に人気があります。

酒粕・はちみつの配合 *夏季は販売休止
糖質を含むオプションを配合するともっちりとした泡立ちの良い石けんになります。保湿力も高くしっとりと洗い上がる石けんを好まれる方に人気があります。ラード配合のタイプはさらに保湿力が高くなります。

・メンソールクリスタル配合 *夏季のみの販売
固形のメンソールを砕いてそのまま石けんタネに入れています。すーっとした清涼感があり、毛穴がきゅっと引き締まります。清涼感が気持ちよく、リピート購入率の高い石けんです。

▶商品レビュー:スタンダードレシピの石けん 


2.美容オイルの塊[マカダミアナッツオイルベースの石けん]

マカダミアナッツオイル85% 洗顔◎・ボディー△・シャンプー△ 使用オイルマカダミアナッツオイル・シアバター・キャスターオイル *夏季は販売休止

マカダミアナッツオイルの石けんはすべるような感触のなめらかな泡立ちが特徴です。摩擦の少ない優しい泡洗顔ができ、使用感が特に気持ちの良い石けんです。シアバターだけで硬さを出したレシピは、クリーム状のしっかりとした泡立ちになります。マカダミアナッツオイルはパルミトレイン酸の含有率が高いオイルで、肌の老化防止に有効と言われています。石けんの場合は洗い流してしまいますのであまり意味は無いかと思いますが、コールドプロセス製法の石けんでは原料オイルの10%前後を鹸化させずにそのまま残すため、この余剰オイル洗顔後の肌を薄く覆います。マカダミアナッツオイル、シアバター、キャスターオイルだけで作られた石けんは美容オイルの塊のような贅沢な石けんです。柔らかい質感になりますので夏季の販売は控えています。

マカダミアナッツオイル65% 洗顔◎・ボディー◯・シャンプー◎ 使用オイルマカダミアナッツオイル・シアバター・ココナッツオイル・パームオイル

滑らかで優しい泡質は85%レシピ同様、硬めの仕上がりで泡立ちが豊かなタイプになります。暑い季節にも使いやすいマカダミアナッツオイルの石けんです。最高気温が30度を超えるようになると、シアバターだけで硬さを出した柔らかめの石けんは減りが早くなります。一度に使われる石けんの量が多くなりますので、減りにくい硬めのレシピのほうが肌に優しくなるようです。滑らかでふんわりとした泡質が気持ちの良い石けんです。

 ▶商品レビュー:マカダミアナッツオイルベースの石けん

 

3.さっぱりなのに超しっとり[ベストバランスソープ]

洗顔◎・ボディー△・シャンプー◎ 使用オイルマカダミアナッツオイル・スイートアーモンドオイル・他*2

それぞれの植物オイルに含まれる不飽和脂肪酸の含有率を計算し、マカダミアナッツオイルとスイートアーモンドオイルをベースオイルに使って、配合の比率が人間の肌と同じになるように調整したオイルレシピの石けんです。▶オレイン酸48%:リノール酸11%:パルミトレイン酸9%
しっとり感とさっぱり感のバランスの良さが実感できる石けんです。密度の濃い滑らかな泡質ながらもとても泡立ちが良く、肌が柔らかく洗い上がります。とても泡立ちが良いのでシャンプーにもおすすめです。

 ▶商品レビュー:ベストバランスソープ

 

4.低刺激で超しっとり[アボカドオイルベース]

洗顔◎・ボディー△・シャンプー◎ 使用オイル:アボカドオイル・オリーブオイル・グレープシードオイル・シアバター・ココナッツオイル・ラード・キャスターオイル

アボカドオイルは低刺激なオイルで、ベビーソープや敏感肌用の市販石けんに配合されることの多いオイルです。こちらのレシピではアボカドオイルをベースオイルとしてたっぷりと使用しています。また、グレープシードオイルを配合することでオレイン酸の含有率が多くなりすぎないように調整しています。(オレイン酸が多いとしっとりタイプの石鹸になりますが、配合バランスにより肌当たりがきつくなる場合があります)きめの細かい優しい泡質で、洗顔後の肌に手が吸い付くしっとり感があります。キャスターオイルを加えた、よりふんわりとした泡立ちのレシピです。シャンプー使用にも良い石けんで、比較的髪が柔らかめに洗い上がります。

 ▶商品レビュー:アボカドオイルベースの石けん

 

5.奇跡のつるつる石けん[スイートアーモンドオイル75%]

洗顔 ◎・ボディー△・シャンプー△ 使用オイル:スイートアーモンドオイル・シアバター・カロチーノプレミアムオイル(又はパーム核油) *夏季は販売休止

スイートアーモンドオイルをたっぷりと使った石けんは肌のキメを整える効果が非常に高く、つるつるっとした洗い上がりが特徴です。保湿成分の多いレシピですがさっぱり感があり、クレンジングや角質の除去にも向くようです。きめの細かいみっしりとしたクリーム状の泡立ち。黄色系のデザインはカロチーノプレミアムオイルの発色、その他の色の石けんはパーム核油使用で鉱物系色素による着色を施しています。

▶商品レビュー:スイートアーモンドオイル85%の石けん

6.冬の超乾燥肌に、さらりと軽い泡立ち[ヘーゼルナッツオイルベース]

洗顔◎・ボディー△・シャンプー△ 使用オイル:ヘーゼルナッツオイル・シアバター・ラード・パーム核油(旧レシピではヘーゼルナッツオイルとシアバターのみ) *夏季は販売休止

▶商品レビュー:ヘーゼルナッツオイルベースの石けん

7.優しさナンバーワン[ククイナッツオイル配合]

洗顔◎・ボディー△・シャンプー◎ 使用オイル:オリーブオイルククイナッツオイル・アボカドオイル・シアバター・ココナッツオイル・ラード *12月~2月の冬季限定販売

▶商品レビュー:ククイナッツオイル配合の石けん

8.はちみつ入りのもくもく泡[カロチーノプレミアムオイル配合]

洗顔◎・ボディー△・シャンプー◎ 使用オイルマカダミアナッツオイル(又はヘーゼルナッツオイル)・カロチーノプレミアムオイル・パーム核油(旧レシピではココナッツオイル使用)*夏季は販売休止

▶商品レビュー:カロチーノプレミアムオイル配合の石けん

 

9.はじめてのコールドプロセス石けんは[マルセイユレシピ]

洗顔◎・ボディー◯・シャンプー◎ 使用オイル:オリーブオイル・ココナッツオイル・パームオイル・ホホバオイル *夏季は販売休止

ホホバオイル配合のマルセイユ石けん、オリーブオイルを72%使用の比較的しっとりタイプの石けんです。ホホバオイルを加えることで、オリーブオイルの少し粘り気のある泡質を抑えています。一般的なマルセイユレシピよりも穏やかな使用感を感じられると思います。
ボディー使用やシャンプー使用にも使い勝手が良いので、他の石けんよりも低価格にしておりますが、洗顔用としても人気があります。

▶商品レビュー:マルセイユレシピの石けん

*「洗顔◎・ボディー△・シャンプー◯」などは春や秋の使用での目安になります。主に硬さや泡立ちを基準にしています。全て洗顔用として作成しており、特にボディー用としてのレシピはありません。(硬めのレシピにしても原料コストが殆ど変わらないため)シャンプー使用にはココナッツオイルやパーム核油を配合のふんわりとした泡立ちの石けんが向きます。

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*1:「コールドプロセス製法の手作り石けんとは」をご参考下さい

*2:*こちらのレシピは商品ページに使用オイルの全てを記載していません。マカダミアナッツオイルとスイートアーモンドオイルがベースになりますが、他に数種類のオイルを使用しています。かなり面倒な計算だったので、当たりをつけて真似されたくないな~という事情で伏せていますが、今までに使用したことのあるオイルのみの使用です。特に合わないオイルがあるなど、ご心配な場合は場合はお問い合わせ下さい。